All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

深瀬優子 Yuko Fukase

  「空の記憶」 (from)
67年生まれのイラストレーター、画家。自己PRには、『油絵具とテンペラを交互に何層も塗り重ね骨格を表してゆく方法が、自分のイメージを形にするのに合っていると思い、混合技法で作品を制作しています』とある。(参照) 少女の目に特徴があり、見えているのかしら?と不安にさせられるような表情なのに、この静かで平和な世界感が大好きだ。

深瀬優子展「蜜の刻」
PICK UP
ゆめゆめ人形館

「L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ」展


更新が楽しみなブログ「 ヴリル協會 」で知った、ギャラリーハウスMAYAの企画展。
:: GALLERY HOUSE MAYA 企画展・本という宇宙 vol.1「L'innocente 文学にみる少年少女達の心のゆらぎ」

早速本日、お天気に釣られて出かけてきました。場所は、外苑前駅から歩いて5分位の可愛らしいギャラリーハウスです。若手からベテランまで、21人のイラストレーターによって、古今東西の文学作品の一場面が描かれた作品展。パッと目を引いたのは、山本タカト氏の「恐るべき子供たち」だった(値段も一番高かった)が、その隣にかかっていた深瀬優子氏の「田園交響楽」が、額縁も含め、最も心を打つ作品だった。その他、水彩画で有名な佐々木悟郎氏の油彩作品「ライ麦畑でつかまえて」や、宇野亜喜良氏の「ブリキの太鼓」もゆっくりじっくり堪能した。ちょっと気になったのが、山田緑氏の「少女地獄」のイラスト。面白い。

追記:2008-3-12 9:10 GALLERY HOUSE MAYAのサイトで、展示された全作品が紹介されています。改めて見たら、深瀬優子氏の作品はやはり心にくる。涙腺にくる。

http://www.gallery-h-maya.com/71210.html