リンクフリーで被る弊害
昨夜知ってからとても気になっていること。
□Shinya talk 馬鹿が世間を狭くする
http://www.fujiwarashinya.com/talk/index.php?mode=cal_view&no=20060217[]
写真家の藤原新也氏が、ご自身のホームページをリンクフリーにしたことで被った弊害について、大変ご立腹されているのが分かる。例の「電車内の女子高生」の写真は一時期web上で話題になっていたし、私も言及記事を書いた。*1 写真そのものは当初から掲載していなかったが、一行藤原氏の言葉を引用している。こちらへは特に問題点を指摘するメールは頂いていないが、結局"リンクフリー"とは一体どこまで許されるのか?という問題につながる。藤原新也氏は写真家の大御所であるし、ご自身の写真がweb上・ブログ間で無許可でコピー&ペイストでいとも容易くやりとりされるのは心外なのだろうし、ブログというツールによって個人間の対話がすぐにネット公開される、個人によってプライベートが即パブリックに転換されるというある種の脅威に晒されるのは、ただ単に"有名税"という一言で片付けられない問題なのだと思う。