All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

「ドアーズ 5」鑑賞

マイミクの O監督(参照1. 参照2.)に誘われ、昼間、5人の自主映画監督によるオムニバス映画 『ドアーズ5』(参照)を鑑賞する。場所は、シネマアートン 下北沢
私にとってはオフ会も兼ねていた為、長い間すれ違っていた方々と会えて、それだけで満足してしまった部分もあるのだが、関係者がここを覗くかも知れないので、とりあえず感想を──


と、その前に先ず言いたいこと。
映画の冒頭に登場するあの"コーヒーカップ"は何なんだ?! 20代の主人公が使っている食器として渋過ぎないか?まるでネスカフェゴールドブレンドのCMだよ。何か狙っているのだろうか?>関係者の方々
それから、机に向っている主人公の横顔が映った時に、ものすごく気になったのが、壁紙の穴。身体の一部が映った時に、絨毯の埃や壁の染みに目がいってしまう自分も正直どうかと思うが、とにかく余計な部分に目がいってしまい、役者の表情に集中できなかった。(時間切れ。続きはまた明日)


追記:2006-06-12 21:30 映画館でご一緒した哀生龍さんからトラックバックを頂いた。私と違って、きちんと5作品を鑑賞していらっしゃることに感心。(え、それが当然?)
I am invincible ! : ドアーズ5


さて、感想の続き。但し、関係者向け──
私の感想は、期待の星&いつか自慢の"からみ餅蕎麦"を食べさせて の O監督の作品『東京の青い空の下』のみとさせていただく。>sorry ! 哀生龍さん。他の作品がつまらなかったとか印象にないとか、そういう意味ではありませんので。

昨年、O監督から脚本を読ませて貰った時にはさほど気にしなかったのだが、今回改めて映画として観ていて、隣の住人が老人と分かった瞬間に「特定商取引法の改正」という言葉が頭を過ぎってしまい、判断力が不足している老人の所に昼夜問わず訪問販売に来るという設定が、そもそも無理なんじゃないか?説得力ないんじゃないか?などと感じてしまった。しかしとりあえず、この物語は数年以上前の話なのだと自分に言い聞かせて(変?)観続けた。物語は、そんな1人頭の中で葛藤している私を余所に、どんどんテンポ良く進んでいき、公園の場面での4人のやり取りは爆笑しそうになったが、周囲は誰も笑っていなかったので堪えた。ギミックがない映像で、観客をちょっと平和な気分にさせつつ、最後のオチで不吉な予感をさせる辺りがなかなか良かったと思う。あれ?今回は全く辛口じゃないなー。
よし、サッカーに間に合った。