All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

Cut 200号記念

Cut (カット) 2006年 08月号 [雑誌]

Cut (カット) 2006年 08月号 [雑誌]



子供がサマースクールに参加している間に、TSUTAYAに借りたDVD(ハウルの動く城)を返しに行き、ついでに向かいの書店に寄り「Cut 8月号」──平積みになった"200号記念"と銘打った表紙につい目が留まった──を他の文庫本と共に購入。私が Cut を買ったのは、実に10年ぶり。

創刊号は何故か買いそびれ、1990年3月号として発売された通巻2号 ── 表紙はサーモンピンクのタイルの壁を背にウッディ・アレンが立っているもの──から、ほぼ毎号購読していた熱心な読者だったのだが、結婚後妊娠をきっかけに、ぱったり買うのを止めてしまった。最後に買ったのは確か、1996年の表紙がレオナルド・ディカプリオだった号。隔月雑誌だったが、それでもかなりの冊数がたまった。

さて、今回久し振りに読んだ、というか見た感想。
内容は、これまでの16年間に特集した記事を振り返るといったもので、年毎に表紙の写真が並び(これを見ると98年から月刊誌に変わったらしい)、流石それまで日本になかった大判のヴィジュアル・マガジンたる中身で、その時々の旬のスターの写真集や来日したセレブリティーの濃厚なインタビュー記事が満載だったことを改めて知った。個人的には、俳優より監督のインタビューの方が読んでいて面白かった記憶があるが、とにかくジョニー・デップは昔から今も Cut には出まくっているなーと思った。あと面白かったのは、pp.108-109の『あのとき君は若かった!』。期待の新人として初掲載された時のスターの写真がずらっと並んでいて、本当に皆可愛い。