グループ展 乙女のしらべ
阿南ミライ / 林アサコ / 室町乙女 / 丹羽亜里咲 / 長谷川友美
【会期】 2008年12月15日〜20日 12:00〜19:30 (最終日のみ17:30まで)
【場所】 exhibit Live & Moris gallery (map)5人の乙女による、まるで大動脈血流のような鮮やかなうねり。
とうとう開けてはいけない扉を開けてしまったような。。。
ピンク? レッド? オレンジ?
色のシャワーを浴びながら、彼女たちの視線を感じてください。
瞼に焼きつく絵画の協奏曲。。。。。
林アサコ嬢からグループ展について告知を頂きましたので、お知らせします。今度の場所は銀座ですね。うーむ… もうなんというか、彼女は着実に階段を一歩一歩のぼっていますねーって、H2Oの歌じゃないけど。:D
キャンバスに描かれた絵は色がきれいで可愛いです。背景がまたなんとも…何故に蕎麦屋というか居酒屋みたいな昔の日本家屋のような壁なのでしょう。面白いなー。是非、また寄らせていただきますね。
関連ログ:All Tomorrow’s Girls - 林アサコ
追記:2008-12-22 20:30
12月20日の最終日に、Hugoさん、蕗子ちゃんとと共に鑑賞。(参照)
今回はグループ展ということで、他の女性アーティストの方々の作品も数多く展示していたのですが、アサコ嬢の作品以外で、私がまともに鑑賞したのは、マーク・ライデン (Mark Ryden)テイストの長谷川友美氏の油絵だけで、残りの3人は生理的に受け付けず ― 特に私は、絵の中に文字があるのが好きではないというか嫌い ― ざざっと観て終了。好みじゃない絵を見るとイライラしてくるので、とにかく林アサコ嬢の作品に集中した。
新作のアクリル絵画は、背景が日本家屋で外には海棠桜(かいどうざくら)が咲いているのですが、電気ブランを注いだグラスにも桜の花びらが浮いていて、演歌調。ご本人に伺うと、浅草神谷バーに行った時にインスパイアされたとのこと。そういうのってなんだか素直で可愛いと思ってしまう。銅版画の大きい作品もそうだが、私は彼女の、西洋的な雰囲気の人物が、畳や砂壁や囲炉裏といった和室に溶け合っている世界が好きだなあと思う。