All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

文フリとワタリウム美術館

 真夏日となった昨日、1人の時間ができたので、蒲田で開催の文学フリマと、外苑前のワタリウム美術館に出かけた。
 先ず、文フリの方は、お目当てがあって出かけたのだけど、それは、空中キャンプの伊東聡氏の本。ブースにいた彼は、文章から受ける印象そのままの男前で、気さくに一人ひとりと会話を交わしていた。私も同じく本にサインしてもらう。目的を達成したところで、のんびり各ブースを回る。私は主に、詩集や俳句集を販売しているブースを回り、立ち読みしつつ書いている方とおしゃべりしてと、こういう時間は好きだし楽しかった。結局2時間近くうろうろし、他にCD-ROM付きの詩集を一冊買って、会場を後にした。
 そこからまっすぐ外苑前駅に移動して、ワタリウム美術館「歴史の天使2」展を鑑賞。私が着いた3時過ぎは、開催最終日のせいか、結構混んでいた。特に、2階のジョエル=ピーター・ウィトキンと、4階のピーター・ビアードの映像の前は人だかりができていた。ふーむ、やはりこの二人は人気なのね。私は、大好きなジャンルー・シーフの作品が見れて嬉しかった。特に、初めて見た、窓から女性のお尻が見えている作品はお気に入り。(参照)それから、ヨゼフ・スデクの作品も素敵だった。帰り際、1階の売店で写真集「歴史の天使」を買い、半地下の喫茶店でお茶を飲んでから家に帰った。
Fionn Regan - Put a Penny in the Slot