All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人

 (Via)
シラ―谷の者 野の者(部分)2009 墨、胡粉、金箔、雲肌麻紙 182×1632cm

鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人|東京オペラシティアートギャラリー | 2009年7月18日― 9月27日



鉛筆画家の西牧徹さん(参照)から教えていただいた、現代美術家鴻池朋子(こうのいけ ともこ)氏の個展。襖絵、油彩、アニメーション、インスタレーションと多彩な展示内容ですが、特に、線画アニメーションの「ミミオ」は必見とのこと。私も、興味があるので見に行くつもりです。


追記:2009-9-27
連休の最終日9月23日に行ってきたので、感想を書いておこう。
因みに、私はアートギャラリーどころか、東京オペラシティーそのものに訪れるのが初めて。車だと近くて電車だと遠いという我が家からは微妙な位置にあるのだけど、新宿駅から離れている所為か静かで気に入った。
で、当日は開館直後に入場したにも関わらず、既にギャラリーがたくさん詰まっていて、さすが人気の展覧会だなあと感心。内容も鉛筆画、アニメーションのビデオ、襖絵、油絵と、超盛り沢山。盛り沢山過ぎてかえって飽きそうになるのだけど、要所要所に、ドーンと巨大なオブジェが吊るしてあったり、音がしていたり、照明が変化したり、要するにインスタレーション効果で、自分の意識を切り替えさせられたというか、眩暈を起こしそうになりながらも最後まで頑張って見ることができた。
って、なんだか中身のない感想だなー。自分との相性がいまひとつだったのかも。事前に、観たら泣くからなどと西牧氏に聞かされていた「ミミオ」も感動しなかったし…。巨大な展示スペース内を歩いて観て回っているうちに、作品というより、その作品の見せ方の方に関心がいってしまった所為だろうか。たとえば、墨と金粉を基調とした襖絵の間の壁には、アクリル製(プラスチック製?)の透明の短剣が無数に飾られていた。ああいうのはいいなと思った。