今年は故隆慶一郎先生三昧
「bookカテ」のエントリーが他のに比べて極端に少ないのは、そもそも大した量を読んでいないことに加え、読了した本の話は、その時々に会った友人と話したり、twitterでつぶやいたりして自己満足してしまっているというのが大きい理由。あと、自分がレビューを書こうとすると、読書感想文のようになってしまうのも恥ずかしいしね。
などと前置きしつつ、今年を振り返ると、隆慶一郎氏の文庫本ばかり読んでしまった。自分は歴女でもなんでもない筈なのに、おもいっきり嵌ってしまい、主人公である武将・武士に惚れまくっていた。特に惚れたのが、『かぶいて候』の主人公、水野成貞。いい!けれど、たった134ページで中絶している。ぐぬぬ…。そして、同じく未完作品である『死ぬことと見つけたり』と『花と火の帝』では最後のページを開いたまま悶絶した。
しかし、隆慶一郎氏の小説に嵌った弊害(?)として、自分の中で、徳川秀忠が超悪玉菌になってしまった。
以下に、私が読んだ氏の文庫本を並べる。
『捨て童子松平忠輝』は正月から読もうと、上中下巻を既に手元に揃えている。