相変わらず腰が痛い。
以前にも書いた通り、11月末にぎっくり腰をやってしまい、それからしばらくは家で大人しくしていたのだが、今年の春から始めたコーラスの練習だけは欠かさず続けていたので、多分それが災いしてか、1ヶ月近く経つのに、未だに椅子に長時間座っていると腰が痛む。
ところで、去る18日に、私が参加しているコーラスグループのクリスマスコンサートが都内某所で行われた。私にとっては2回目の体験。前回6月に行った時は、自分自身あまり出来が良くなかったので(実際に、指揮者であるコーラスの先生も全体の出来に満足気ではなかった)、今回も特に家族や知り合いを会場に呼ばなかった。
当日のプログラムは、「ふるさとの四季」より、いわゆる文部省唱歌を12曲と、「サウンド・オブ・ミュージック」より5曲、それから、スタンダードな「クリスマスソング集」を5曲歌い、50分間、ロングドレスとハイヒールで立ちっ放しだった。
私の担当はメゾソプラノの低音パート。主旋律を歌うことは殆ど無く、ひたすらハモりに徹するパートなので、一人で歌うとカタルシスを得るのが難しい。しかし、全員でカチッとハーモニーが綺麗に合わさったときは、なんともいえない快感がある。
この日のために私が一番気を入れて練習し、当日も一番感動的だったのは、「サウンド・オブ・ミュージック」の曲目中最後に歌った「すべての山に登れ」だった。クライマックスでは、ソプラノからアルトまで全パートが、脳が酸欠になるほどの高いキーを発声するので、歌い終わった時、私は両足が痺れていた。
この歌については、6年前に別の場所で紹介したことがある。その記事を書いた当時は、まさか将来、自分が人前でこの曲を歌うことになるとは夢にも思わなかったなあ。