アンダルシアの犬とアザゼルさん
先週の金曜日に、何故かここ数年は年に一度だけ会うという友人と二人で、国立新美術館へ「シュルレアリスム展」を観に行った。ここを訪れたのは、昨年「ルーシー・リー展」を観て以来2度目。私は特に事前情報もなく出かけたのだけど、出品点数173点、出品資料数125点という大規模な展覧会会場は混んでいた。当日は夏日というので、涼しい格好をして行ったら、場内は冷房でギンギンに冷えていて、あまりの寒さに節電しなさいと心の中で叱りつつ、約2時間かけて回った。20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムを体験する絶好の機会とは思うが、正直、ダリやマグリットにそれほど興味はなく、自分が観たいと思うハンス・ベルメールは写真が1点だけで、ピエール・モリニエは完全に無視されていた。で、印象に残ったのが、ルイス・ブニュエルの映画「アンダルシアの犬」と「黄金時代」の2つ。これは好き。
帰りにタイ料理店で食事をしたときに、友人から聞いた「よんでますよ、アザゼルさん」に興味が湧き、その夜、早速Youtubeで探して見たら気に入ってしまった。えげつないけど可愛いアザゼルさん。日曜日に娘と渋谷のアニメイトに寄ったついでに、自分用にアザゼルさんクリアファイルを購入してしまった。早速、コーラスで使う楽譜を入れて持ち歩いている。
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