All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

深瀬優子展「午睡図書館」GALLERY HOUSE MAYA : 11/19〜11/24

 DM (Via)
外苑前駅近くの「ギャラリーハウスマヤ」にて、4年ぶりの個展を開催。これは是非見に行きたいな。

GALLERY HOUSE MAYA


関連ログ:深瀬優子 - All Tomorrow’s Girls

追記:2012-11-24
勤労感謝の日」であった昨日、雨の中、毎年恒例の娘の学校バザーを回った帰りに、青山にある可愛らしいギャラリーへ、「深瀬優子展」を観に行ってきました。
ドアを開けて入ると、すぐさま、入り口付近に展示された黒と赤の小品2点に心奪われました。そして、自分は深瀬優子氏が描く黒い色が好きなのだなあと改めて思いました。
作品全体を見渡した印象としては、DMの絵のように明るい色味で可愛い作品もありつつ、夜の静寂を切り取ったような作品もあり、グリム童話の主人公などを描いた小さな鉛筆画も展示されていて、目を楽しませてくれました。ただ、可愛いと言っても、砂糖菓子のような甘さを感じさせる可愛らしさとは違い、そこに描かれた女の子や男の子の表情には、やはり切なさを感じました。この切なさの正体を自分なりに考えてみたのですが、女の子だと弟や妹を抱えた長女の悲哀であり、男の子だと一人っ子の屈折した様からきているのではないか……と、作品ひとつひとつの物語からはかけ離れた、私の勝手な想像です。
それから、在廊していた深瀬氏ご本人とお話が出来て、大変嬉しかったです。拙ブログをご存知だったと伺った瞬間は、顔から汗がぶわっと流れてきて、睫毛に汗の玉が乗っかったほどでした。(これって、ご婦人方に噂のホットフラッシュ?)素敵な作品に囲まれて、楽しいおしゃべりもでき、本当にありがとうございました。

午睡の王国 深瀬優子website