ついこの前、「3月に入った。うがー！」と叫んでいたと思いきや、バタバタしているうちに3月も残す所10日あまりとなってしまった。今年は春が遠いねえ寒い寒いとコートの襟を立てていたら、いきなり今日から春爛漫だし。道行く老若男女が半袖着てるし。心と体が世間についていけないです。
画家の深瀬優子氏からご案内いただいていた、『Den sidste Perie わたしのハンス・クリスチャン・アンデルセン 「最後の真珠」』展に、会期最終日の17日に行ってきた。
終了時間30分前に、恵比寿にある「ギャラリーまぁる」に駆けこむようにして作品を観たのだが、やはり油彩画も鉛筆画も可愛らしくて素敵だった。ご婦人方が花柄の食器で紅茶を楽しむような、カーテンのタッセルに凝るような、ゴブラン織りのクッションが置かれたような、お部屋の壁に飾るのに相応しい絵だなと感じた。ご本人ともお話ができて、今度は忘れずにポストカードも買えて、とても満足してギャラリーを後にした。
