先週の土曜日、新しい掃除機を買った。
前回買ったのは2006年4月だったので、およそ7年ぶりだ。買い替えの理由は、経年劣化してホースに穴が空いたのと、使用中に吸い込み口の首がボキッともげたからだ。決して私が怪力を奮ったわけではない。因みに、前回買った時期は自分のはてダを検索して分かった。便利。
私は、ハタキや箒や雑巾固絞りで家中をきれいにするエコ礼賛の人間とは違うので、掃除機が壊れたとなると、即買いに行かねばならぬ。しかも、土曜日の夕方は女子会（一部婦人会）を予定していたので、新聞の折込チラシを睨みつつ、結局道玄坂のヤマダ電機に昼前に買いに行った。
私が着いた時、掃除機売り場には既に二組の夫婦がいて、展示品のスイッチを入れて試し吸いをしていた。（試し吸いって、日本語正しいかな？） 今回買うのはサイクロン掃除機と前もって決めていたので、10分くらいデザインと大きさと値段を見比べ、もちろん試し吸いもして、ヘッドがコンパクト且つパワフルで、マンション暮らし向けと謳っていた色がメタリックレッドのに決めた。決め手は、ぱっと見が「AKIRA」に登場する“金田バイク”っぽかったから。ミーハーです。
さっさとレジで会計をし、箱を手にして売り場を後にした頃、先の夫婦二組はまだ商品選びに迷っていた。
帰宅後、さっそく箱から取り出して組立て、居間のラグマットに軽く掃除機をかけてみたら驚くほどダストボックスにゴミが溜まった。前日にもちゃんと旧掃除機をかけていたのに。居間のラグマットはチョコレート色なので、埃がつくと大変目立つのだが、肉眼では全く見えないのに搭載されている「ゴミ発見センサー」が点灯して、ここに埃があるよと訴え続ける。
センサーが消灯して、始めてここには埃はもうありませんとなるため、普段の倍以上の時間をかけてラグマットの掃除機がけを終えた。
そして、一気に自分の掃除機がけ熱が上昇したため、家中きれいにして回った。すごく愉快で気分爽快になったし、汗もかいてちょっとした運動になった。
お陰で、それから3時間後に参加した女子会（一部婦人会）@魚金 では、ビールも日本酒も白ワインもお造りも揚げ物も釜飯も大変美味しくいただいた。
