All Tomorrow’s Girls

It's hard to stay mad, when there's so much beauty in the world. ━American Beauty

近況と「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!展」の感想

6月に入ってから息子の部活動が朝、夕、土日とみっちり入るようになり、毎朝5時に起きて一週間に7日弁当をつくる生活に変化した。私も若い時は夜型人間だったのに、すっかり朝型になってしまった。と言っても、無理やり朝型人間になっているので、サプリメントが欠かせない。今は4種類飲んでいるがもう少し増やそうかなと考えている。で、まあ息子が水泳部で朝7時から学校のプールで泳いでいるのに触発されて、私も今月から週一で区立中学校が一般に解放している室内プールに泳ぎに行っている。もともと水泳は得意だがブランクが長いので、1時間泳ぐと翌日の二の腕裏側の筋肉痛が結構キツイ。けど楽しい。

コーラスの練習は相変わらず続けていて、先日もこの時期恒例の老人ホームでの定期発表会があった。出来は大きな失敗もなくまあまあ良かった。毎度のことだがここに来られるご老人は歌の知識や教養が高い方が多く、イタリア歌曲だとブラボーが出るが最近の朝ドラのテーマ曲じゃ拍手も出ないみたいな、反応がストレートに伝わるので侮れない。


先日、7月10日まで開催中の「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」展に出かけた。会場の東京オペラシティアートギャラリーに来たのは、実に7年ぶり。鴻池朋子展以来だ。個人的にライアン・マッギンレーの写真は大好きなので、観るのをとても楽しみにしていたがやはり良かった。展示されていた初期から最新作までの約50点の作品の中で、私が一番気に入ったのはチケットにも使われている、 "Jacob (Red Blueberry)"だ。真っ赤に色づいた葉が生い茂る木々(紅葉したドウダンツツジのようにも見える)に包まれた裸の青年が、風に吹かれながら遠くの空を追いかけているように見える。若しくは、駆けまわって遊び疲れた天使がちょっと羽を休めているようにも... 彼のお腹がかわいい。

Body Loud, 2016 — RYAN McGINLEY



過去ログ: All Tomorrow’s Girls - Ryan McGinley