タイトルは、西村佳也氏による「サントリー山崎」のコピーのパクリ。
【承前】
昨日の夕方、件の歯医者へ行ってきた。
私は歯医者に行く前はいつも30分ほどかけて、歯ブラシとデンタルフロスをするのだが、昨日も洗面所の鏡に向かいながら、医者にどう切り出したらよいか、率直に自分の気持ちを伝えたほうがよいのかなどと考えあぐねていた。で、散々それまでも確認していたが、今一度確認してみようと爪楊枝でその部分を擦ってみると、
「あれ?痛くない」
れれ、奇跡?ズキーンの痛みに耐え切れなくて、中の神経が死滅した?などと、勝手に解釈し、とにかく医者へ先ず伝えようと思った。
果たして、担当医に「歯が痛くなくなりました」と伝えたところ、以前撮った歯の拡大写真を目の前の大きな液晶ディスプレイに映し、それを見ながら「そうですか。それならあえて詰め物を外す必要もないですし、しばらく様子を見ましょう。一ヶ月後にまた見せてください」と言われて即終了。但し、肉に埋まった親知らずは抜いたほうが良いという説明は、再度あった。「親知らずを抜くことはいずれ検討します」と伝え、再診料140円だけ払って歯医者を後にした。
帰宅後、これまで食べたくても我慢していた「柿の種」の袋を開け、一口齧ったところ、
ズキーン!
全く治ってなかった。当然だ、再治療していないのだから。
というわけで、これから新たに相談先の歯医者を探そうっと。歯医者難民の旅は続く…